細いサドルが男を破壊?

アメリカで自転車でパトロールする警察官にお尻が痛くなる訴えが多いので、アメリカの労働安全衛生研究所が長時間自転車に乗る警察官を対象に実際に自転車をこいでいる状態で鼠径部にかかる圧力を測ったところ、1平方センチ当たり202~375グラムの圧力が掛っている事が判った。
この部分は、1平方センチあたり162グラムの圧力で血流の流れが悪くなる事が判っており、長時間、自転車に乗る人は、限界値を超える強い力を継続して受け、血行障害が起こってもおかしくないと結論づけられた。
また、この調査で鼠径部にかかる圧力は、サドルの形状に大きく関わっていることも明らかになった。特にスポーツタイプの自転車で使用されるサドル(硬質で、座が細く、先端部(ノーズ)が細い形状のサドル)は、先端の細い部分に体重が集中し、その結果、鼠径部に多大なダメージを与える事になる。